5. 断行(4)霊的な世界についてもそうだ。
世の人々はそれを信じることができない。
「目に見えず、耳に聴こえないものを、どうして信ずることができるか」。
そして、嘲笑することがあるだろう。
そして、それを証明できねば、「そんなことするのはナンセンスだ」
と言うような人もいるかもしれぬ。
しかし諸君は、そうした声に惑わされてはならん。
その声に惑わされて、そして心弛んではならん。
そんなことでもっては、後世に大きな業績を残すことは決してできぬ。
決して偉人の仲間入りはできんということを知れ。
世の常識が間違っておるならば、この常識を打ち砕いてゆくだけの、
それだけの勇気を心に持たねばならん。
断じて行なうということ、
いろんな危険があっても断じて行なうということ。
この勇気を、最後は世の人々は認めて、賞賛するに至るのだ。
ところが、卑怯者はその途中で引き返してゆく。
こうした卑怯者に対しては、世の人々は賞賛しない。
しかし、彼らの声に耳を傾けず、
地球の果てまで行ってでも本物を探検した人に対しては、
彼らは後の世に、大いなる称賛をもって迎えられるのだ。
世の人々はそんなものである。
時代の最先端を行っておる人間は、
とかく様々な困難、苦難、あるいは人々の失笑や嘲笑に
あざ笑われることが多いのである。ただ、それに負けてはならぬ。
断じて負けてはならぬのだ。
そうしたこと、勇気をもって、断じて行なうということ。
これを忘れてはならぬ。
それが何よりも大切なことであろうと思う。